紅蓮館の殺人/阿津川 辰海
ジャケ買い。はじめまして本。
素敵な表紙!
紅蓮館ってあるけど、紅蓮館って言葉出た?落日館でよくないか?
タイトルはさておき、内容として前半は微妙。殺人が起こってからエンジンがかかってきた印象。
文章が読みにくい訳ではないけど、進みづらいのはなんでだろう?個人的読みやすさトップの「13階段」や「看守の流儀」と比較するといまいち。
主人公2人が高校生っていうのが…うーん…若すぎる〜。青臭さを出したかったのかな?どうしても言葉遣いとかに違和感がある。23歳新卒で探偵業やり始めましたならすんなり受けとめたぞ私は。
あと主人公に限らず、口笛吹く表現が好きなん?ひゅ〜♪やるじゃん♪みたいなやりとりがあったとしてふざけてるならまだしも口笛本当に吹く?なんか表現が古くないか…?
まさかこんなアニメ?みたいなキャラ設定だとは…そこでまず好き嫌いが分かれそうだなと思った。
事件についてはしっかり回収したのかなと。
犯人の動きやら心境やらそれぞれのキャラ設定やら回収していき、謎解き度100%に向けてジワジワ進行していくのは読んでて楽しかった。
これもまたシリーズなのね。続き読んでみようかな。
最後までシリアスにお説教?されて、主人公達は次回大人の階段を少しでも登っているのか!?笑
乞うご期待!